MS&ADなど3メガ損保株は軟調、「企業保険での事前調整100社超」と報じられる
MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725>や東京海上ホールディングス<8766>、SOMPOホールディングス<8630>が軟調推移。28日付の日本経済新聞朝刊は、「損害保険大手4社が企業向け保険料を事前調整していた問題で、独占禁止法の趣旨に反する不適切な行為があった取引先の数が少なくとも計100社超にのぼることが27日、分かった」と報じた。今後の事業や収益への影響を懸念した売りが膨らんだ。
報道によると、金融庁から保険業法に基づく報告徴求命令を受けたのは、東京海上日動火災保険と損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険。保険契約を各社が分担して引き受ける共同保険において、保険料の事前調整を含めて4社が不適切な行為をしていた疑いのある案件数が、調査の進展に伴って増加したという。4社は29日までに金融庁に報告書を提出すると伝えている。
出所:MINKABU PRESS
報道によると、金融庁から保険業法に基づく報告徴求命令を受けたのは、東京海上日動火災保険と損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険。保険契約を各社が分担して引き受ける共同保険において、保険料の事前調整を含めて4社が不適切な行為をしていた疑いのある案件数が、調査の進展に伴って増加したという。4社は29日までに金融庁に報告書を提出すると伝えている。
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