レーザーテク、東エレクなど半導体関連が軟調、米マイクロン決算後の時間外急落を嫌気
レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連株が強弱観対立のなかも軟調な展開。前日の米国株市場では主要株価指数が高安まちまちの展開となったが、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は反発した。同指数は9月上旬を境に下値模索の動きを続け約4カ月ぶりの安値水準まで下落していたが、目先下げ止まる動きをみせている。ただ、前日の取引終了後に決算を発表した米半導体メモリー大手のマイクロン・テクノロジー<MU>の9~11月期見通しが冴えない内容だったことで時間外取引で急落、これを受け東京市場でも半導体関連セクターに逆風が意識されている。一方、外国為替市場では一時1ドル=149円台後半までドル高・円安が進んでいるが、これが下値を支える材料となる可能性がある。
出所:MINKABU PRESS
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