日経レバが大幅安、米株安を受けたリスクオフで1万9000円台攻防に
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が大幅続落、一時475円安の1万9150円まで売り込まれフシ目の1万9000円大台攻防の様相を呈してきた。仮に1万8000円台に水準を切り下げた場合、8月25日以来約1カ月ぶりとなる。日経レバは日経平均株価に連動する仕組みで組成されたETFで、価格変動率は日経平均の値動きの2倍に基本設定されている。全体相場のボラティリティが高まると個人投資家を中心に短期利ザヤ狙いの資金流入が活発化する傾向がある。
ここ米長期金利の上昇を嫌気する形で米株市場が下値模索の展開にあり、前日はNYダウが388ドル安と3月22日以来約半年ぶりの下げ幅を記録、26週移動平均線を陰線で下放れる格好となった。これを受け東京市場でもリスク回避目的の売りが誘発され、日経平均は3万2000円台を割り込んだ。日経レバもこれに連動して大きく水準を切り下げているが、需給面では前週末22日時点で売り残が減少する一方、買い残が増加し信用倍率は1.48倍まで上昇するなどやや強気優勢に傾いていた。
出所:MINKABU PRESS
ここ米長期金利の上昇を嫌気する形で米株市場が下値模索の展開にあり、前日はNYダウが388ドル安と3月22日以来約半年ぶりの下げ幅を記録、26週移動平均線を陰線で下放れる格好となった。これを受け東京市場でもリスク回避目的の売りが誘発され、日経平均は3万2000円台を割り込んだ。日経レバもこれに連動して大きく水準を切り下げているが、需給面では前週末22日時点で売り残が減少する一方、買い残が増加し信用倍率は1.48倍まで上昇するなどやや強気優勢に傾いていた。
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