<注目銘柄>=ギフトHD、既存店好調で業績上振れの公算大
ギフトホールディングス<9279>は9月12日に上場来高値2784円をつけたあと調整しているが、この押し目は拾ってみたい。
同社は横浜家系ラーメンの「町田商店」やガッツリ系ラーメンの「豚山」などを展開している。9月14日に発表した第3四半期累計(22年11月~23年7月)連結決算は営業利益が15億9800万円(前年同期比42.5%増)となった。今年1月に続き7月に値上げを実施したが、値上げ以降も客数が順調に増加しており、国内直営既存店売上高が年間目標の前期比4.7%増に対して前年同期比17.5%増となり業績を牽引した。また、出店数は年間目標の40店舗に対して24店舗を出店。プロデュース店は年間目標の純増23店舗を上回る37店舗を出店している。
23年10月期通期業績予想は営業利益20億5000万円(前期比30.4%増)の従来見通しを据え置いたが、第3四半期までの好調な実績に加えて、8月も国内直営既存店売上高が前年同月比17.0%増と好調が継続していることや、原材料高に一服感が出ていることなどを考慮すると上振れの可能性は大きい。調査機関には、23年10月期営業利益22億円強、24年10月期同27億円強を見込むところもある。更にベトナムでFC店が追加で出店しており、海外出店加速の兆しが見えつつあることも今後の成長にプラスに働こう。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は横浜家系ラーメンの「町田商店」やガッツリ系ラーメンの「豚山」などを展開している。9月14日に発表した第3四半期累計(22年11月~23年7月)連結決算は営業利益が15億9800万円(前年同期比42.5%増)となった。今年1月に続き7月に値上げを実施したが、値上げ以降も客数が順調に増加しており、国内直営既存店売上高が年間目標の前期比4.7%増に対して前年同期比17.5%増となり業績を牽引した。また、出店数は年間目標の40店舗に対して24店舗を出店。プロデュース店は年間目標の純増23店舗を上回る37店舗を出店している。
23年10月期通期業績予想は営業利益20億5000万円(前期比30.4%増)の従来見通しを据え置いたが、第3四半期までの好調な実績に加えて、8月も国内直営既存店売上高が前年同月比17.0%増と好調が継続していることや、原材料高に一服感が出ていることなどを考慮すると上振れの可能性は大きい。調査機関には、23年10月期営業利益22億円強、24年10月期同27億円強を見込むところもある。更にベトナムでFC店が追加で出店しており、海外出店加速の兆しが見えつつあることも今後の成長にプラスに働こう。(仁)
出所:MINKABU PRESS