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今日の為替市場ポイント:米長期金利下げ渋りでドルは底堅い動きを保つ可能性


26日のドル・円は、東京市場では148円71銭から149円19銭まで上昇。欧米市場では148円76銭まで下げた後、149円10銭まで反発し、149円07銭で取引終了。本日27日のドル・円は主に149円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の下げ渋りを意識してドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

報道によると、米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は9月26日、同連銀のウェブサイト上で、「米国経済がソフトランディングする可能性を60%、そうでない可能性を40%とみている」との見解を表明した。同総裁は米連邦準備制度理事会(FRB)が意義のある利上げを必要とする可能性は40%あるとの見方も伝えている。カシュカリ総裁は金利をあと0.25ポイント引き上げ、その後は政策金利を長期間据え置くことが妥当であると考えているようだ。ただ、インフレ率が3%近辺に高止まりした場合、米国経済のソフトランディングを妨げる可能性があると指摘しており、2%の物価目標を実現することが重要になると示唆している。なお、29日発表の8月コアPCE価格指数は前年比+4%を下回る可能性があるが、市場予想を上回った場合、株安・ドル高の相場展開となる可能性がありそうだ。

《CS》

 提供:フィスコ

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