C&GSYS Research Memo(8):安定配当を継続する方針。2023年12月期は年間10.0円を予定
■株主還元策
C&Gシステムズ<6633>は株主還元策として年間10.0円配当を基本方針としている。配当について経営陣は、「得られた利益は安易に内部留保することなく、新規事業の育成に向けた先行投資及び株主還元策を積極的に実施していく」と述べている。配当性向については明白な数値を発表していないが、過去の実績では配当性向40%前後の配当を実施しており、「業績連動」が基本となっている。
2022年12月期は年間13.0円(前期は10.0円)へ増配したが、2023年12月期については減益予想であることから、現時点では年間10.0円の配当(配当性向45.5%)が見込まれている。業績連動であることから、予想されている業績が上振れるようであれば、増配の可能性も残る。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
《SI》
提供:フィスコ