東洋建は朝高後下げ転換、任天堂創業家ファンド「TOB価格1255円に変更可能」と新たに提案
東洋建設<1890>は朝高後に下げに転じた。26日、同社は任天堂<7974>創業家の資産運用会社であるヤマウチ・ナンバーテン・ファミリー・オフィス(YFO、東京都港区)などから、株式公開買い付け(TOB)に関する新たな提案を受領したと発表した。YFOは5月に1株1000円でのTOBを提案していたが、今回の提案では、条件付きでTOB価格を1255円に引き上げた。変更の条件として、合理的に満足する内容によるデューデリジェンスの実行と、新たな中期経営計画における収益計画・成長戦略の実現可能性が確認されることなどを挙げている。東洋建は初期対応について、9月27日の取締役会において協議し、公表する予定とした。東洋建株は新たなTOB価格を意識した買いが先行した後、利益確定目的の売りに押された。
出所:MINKABU PRESS
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