第一三共が5日ぶり大幅反発、転移性乳がん対象新薬の第3相試験結果を好感
第一三共<4568>が5日ぶりに大幅反発した。同社と英アストラゼネカ<AZN>は前週末22日、転移性乳がん患者を対象とした「ダトポタマブ デルクステカン」の第3相臨床試験の結果を発表。治療中及び治療後に病勢が進行せずに安定した状態となる「無増悪生存期間」に関し、統計学的に有意でかつ臨床的意義のある改善を示したという。発表を受け、22日のロンドン株式市場でアストラゼネカの株価は上昇。週明けの東京株式市場でも、第一三共に対し新薬の実用化と収益貢献を期待した買いが入った。両社は今回の治験結果に基づき、日本を含めたグローバル承認申請に向けた準備を進めるとしている。
出所:MINKABU PRESS
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