サイバートラスト---運用管理ソフトウェア「JP1」と連携可能な最新版の脆弱性管理ツールを提供開始
サイバートラスト<4498>は21日、サーバーやネットワーク機器に内在する脆弱性の可視化と対応を自動化する脆弱性管理ツール「MIRACLE Vul Hammer(ミラクル バル ハンマー)」に新機能を追加した最新版を提供開始することを発表。
「MIRACLE Vul Hammer」は、CentOSをはじめとするLinuxやWindowsなどのソフトウェアと、ネットワークスイッチなどのデバイスの脆弱性を高精度でスキャン可能にし、各サーバーのパッチ適用状況と事前に設定したポリシーへの違反を一元管理可能にして効率的な脆弱性管理を実現している。
今回新たに MIRACLE Vul HammerのAPIを公開し、APIによるデータの入出力が可能になった。これによって、資産管理ツールやタスク管理ツールなどと連携し、組織・企業の運用方法に沿ったデータの入出力やタスク通知を行うことができる。日立製作所<6501>が開発・提供する、統合システム運用管理ツール「JP1」との連携では、MIRACLE Vul Hammer で検知した脆弱性情報を JP1に通知することで、システム運用管理の一元化を実現する。また、タスク機能の改善によってユーザー独自のステータス管理を行うことが可能になり、EOL対応やセキュリティガイドラインの対応状況を管理可能した。これらの新機能により、既存で利用している運用管理ツールやタスク管理ツールなどによる組織の独自の運用体制を変えずに脆弱性管理を導入することが可能になり、システム運用における負荷の低減と効率的なセキュリティ強化を支援する。
《SI》
提供:フィスコ