きちりHD Research Memo(9):2024年6月期の1株当たり配当は5.0円を予定、株主優待も継続
■株主還元策
きちりホールディングス<3082>は株主還元の基本方針として、将来の事業展開と経営体質強化のための十分な内部留保を勘案したうえで、収益成長に見合った利益還元を行っていく方針としている。配当金に関しては、2020年6月期以降の業績悪化に伴い2期連続で無配としていたが、2022年6月期に1株当たり5.0円と復配し、2024年6月期も同額の5.0円を予定している。当面は自己資本の強化も図る必要があるため、5.0円の配当が続くものと予想される。
一方、株主優待についても継続する。優待内容は、毎年12月末と6月末の株主に対して、グループ店舗で利用可能な金券を保有株数に応じて贈呈する。例えば100株保有の株主であれば、年2回、1,500円相当の金券が贈呈される。また、継続保有株主に対する追加優待制度も導入している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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提供:フィスコ