ソフトバンクGの下値模索続く、米ハイテク株安にアームのセカンダリー不調が追い打ち
ソフトバンクグループ<9984>の下値模索が続き、きょうで3日続落となっている。前日の米国株市場では、米長期金利の上昇を嫌気してハイテク株中心に売りがかさみ、ナスダック総合株価指数の下げが目立った。ナスダック市場の動向と株価連動性の高い同社株には向かい風となっている。また、前週14日に新規上場した傘下の英半導体設計大手アーム<ARM>がセカンダリーは不調で、ここまで終値ベースで一度も上昇することなく4日続落となっていることも、ソフトバンクGの株価にネガティブに作用している。きょうは一時6200円台まで売られ、8月中旬と9月上旬に形成したダブルボトムの6300円ラインを下回ってきたことで、テクニカル的にも警戒感が高まっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
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