ミマキエンジニアリング---多様な基材に多彩な表現するサイングラフィックス市場を牽引する UVプリンタを発表

ミマキエンジニアリング<6638>は19日、サイングラフィックプリント用途に向け、生産性と画質を従来機よりさらに向上させた多用途の「UCJV330シリーズ」の発売を発表し、10月下旬より全世界で販売開始するとした。
同社によると、サイングラフィックス市場は、現在屋外広告看板や車両グラフィックにポリ塩化ビニル製のシートにインクジェットプリンタで印字された媒体が多く使用されているが、近年、地域の景観条例により屋外広告の掲示が制限され、環境問題への対応から塩化ビニルシートの利用が制限され始めているとしている。そのため今後、広告看板は掲示場所の変更（屋内の壁・窓及び床）への対応が必要となり、塩化ビニルシート以外の媒体への切り替えが必要になると見込まれる。
また、同社のUCJV330シリーズは基本カラーインクに加え白インクとクリアインクを標準搭載しており、様々な表現でプリントでき、シートの種類も塩ビに加えPET, ポリウレタンなどの樹脂フィルム、布、紙など、幅広い基材にプリントが可能である。
さらにUVプリントは印字後インクの乾燥時間を必要とせず、プリント後即ラミネートやカットなどの後加工ができるため、UCJV330の生産性と組み合わせることで、その日受けた仕事を短納期で仕上げられることにより、お客様のビジネスの成長と多様化をサポートしていくとしている。

《SI》

　提供：フィスコ