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7369 メイホーHD

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メイホーHD Research Memo(7):2024年6月期も増収増益予想、新規M&Aで変動の可能性


■今後の見通し

1. 2024年6月期連結業績予想の概要
メイホーホールディングス<7369>の2024年6月期の連結業績は、売上高が前期比8.5%増の8,000百万円、営業利益が同8.1%増の500百万円、経常利益が同6.9%増の530百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.2%増の300百万円を見込んでいる。上期(売上高が前年同期比12.2%増の3,800百万円、営業利益が同15.8%減の140百万円、経常利益が同17.3%減の140百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.8%減の70百万円)は新規連結に伴う人件費の増加などで減益予想だが、通期ベースでは各事業領域においてグループ企業が概ね順調に成長し、前期の期中にグループインした(株)三川土建及び事業譲受した人材派遣事業の通期連結(前期は6ヶ月の寄与)、及び(株)フジ土木設計の新規連結も寄与して増収増益を予想している。特に人材関連サービス事業が牽引する見込みだ。なお期中の新規M&Aによって変動する可能性があり、弊社では上振れの可能性が高いと考えている。


2024年6月期は人材関連サービス事業が牽引の見込み
2. セグメント別の動向
建設関連サービス事業は売上高が前期比4.1%増の3,910百万円、営業利益が同2.9%減の570百万円の計画である。公共事業関連が堅調に推移し、新規連結する(株)フジ土木設計も寄与して増収だが、人件費やのれん償却の増加などで保守的に小幅減益を見込んでいる。人材関連サービス事業は売上高が同31.5%増の1,740百万円、営業利益が同56.9%増の160百万円の計画である。建設技術者派遣及び製造向けスタッフ業派遣の増加を見込み、事業譲受した人材派遣事業の通期連結も寄与して大幅な増収増益を予想している。建設事業は売上高が同6.4%増の1,700百万円、営業利益が同0.6%増の160百万円の計画である。公共事業関連が堅調に推移し、(株)三川土建の通期連結も寄与して増収だが、人件費増加などを考慮して営業利益は保守的に横ばいを見込んでいる。介護事業は売上高が同7.5%増の760百万円、営業利益が同6.8%増の110百万円の計画である。コロナ禍の影響緩和で利用者が回復基調にあり、増収増益を見込んでいる。なお事業領域拡大に向けて入所施設の開設準備を開始する計画である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《SI》

 提供:フィスコ

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