ビーロット---スタンダード市場への選択申請及び適合状況
ビーロット<3452>は15日、 同日開催の取締役会において、2023年4月1日施行の東京証券取引所の規則改正を踏まえて対応の検討を行い、スタンダード市場への選択申請を決議し、申請書を東京証券取引所へ提出したことを発表。 同社は、2022年12月末日基準日時点において、スタンダード市場の全ての上場維持基準に適合している。
同社は、2021年11月に東京証券取引所に「上場維持基準の適合に向けた計画書」を、さらに2023年3月に「上場維持基準の適合に向けた計画に基づく進捗状況について」を提出し、その内容について開示し、プライム市場の上場維持基準の適合に向けた取組を進めてきた。しかし、同社の直近基準日末日時点におけるプライム市場の上場維持基準への適合状況は、「流通株式時価総額」について基準を充たしていない状況。
同社は、プライム市場の上場維持基準を充たしていない「流通株式時価総額」について、中期経営計画の業績達成による企業価値向上を基本方針とし、PER 向上に向けたコーポレートガバナンスの充実および業績に応じた株主還元の実施など各種施策を推進してきた。 しかしながら、「流通株式時価総額」について、経過措置期間中に基準を充たした場合でも、継続的に適合する状態が保てずに上場廃止となってしまうリスクがあることから、株主が不安を持つことなく安心して同社株式を保有・売買できる環境を整えることや限られた経営資源を事業に集中させることが企業価値に資すると判断し、スタンダード市場への選択申請を決議した。スタンダード市場への移行予定日は、2023年10月20日を予定している。
《SI》
提供:フィスコ