フォーバル---「長野県信濃町のＤＸイノベーション推進プロジェクト事業」を受託

フォーバル<8275>は15日、「長野県信濃町のＤＸイノベーション推進プロジェクト事業」を受託したことを発表。

信濃町は、若者の定着やUターンを促進するため、新たな雇用環境の創出に向け、DXに取り組むことで生産性の向上や業務プロセスの変革によって様々な課題の解決を目指している。住民のデジタル技術の活用や可能性についての理解を深めながら、デジタルへの接触機会を増やし、その価値を実感できるような取り組みが求められており、全ての住民がデジタルの恩恵を享受できる機会を創出する取り組みが必要とされている。

信濃町は、前年度に主に地域企業に対してDXの取り組みに関する調査を行った。その結果、知識不足や人材不足によってデジタル化に取り組めておらず、AIやIoTの導入への消極的となっていることが判明した。

同社は、同調査の結果を踏まえて、ＤＸ先進事例を基に、町内事業者に対し周知・広報活動を行い、デジタルツール実装に係る支援を行うなど町内の事業者に対するＤＸ推進に係る支援業務を行う。また、「書かない窓口」の実装、「デジとしょ信州」の活用、デジタル・ディバイド対策など、住民ＤＸ推進に関する支援業務を行う。その他、同プロジェクト（地域再生計画）の目的を達成するために必要になると考えられる業務を行う。同社は、多数自治体での受託経験を活かし、信濃町が抱える課題を解決するために、地域企業と地域住民それぞれに対してのDX推進をサポートする。

《YI》

　提供：フィスコ