イトクロが朝高後下げに沈む、今期最終益予想引き上げも上値の重さを意識
イトクロ<6049>は朝高後下げに沈んだ。前週末8日の取引終了後、23年10月期第3四半期累計(22年11月~23年7月)の単体決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、最終損益の黒字額の見通しをこれまでの2億2500万円から2億7500万円に上方修正した。前期は3億3700万円の最終赤字だった。利益予想の上方修正を手掛かり視した買いが先行したものの、上値の重さが意識され、次第に利益確定目的の売りが膨らむ展開となった。
今期の売上高の見通しは据え置いた。「塾ナビ」のシェア維持に向けた広告出稿に関し、リスティング広告の単価高騰が一服した影響などを予想に反映した。第3四半期累計の売上高は前年同期比0.3%増の32億5500万円、最終利益は同23倍の3億9100万円だった。営業・経常・最終利益は修正後の通期計画を上回っている。
出所:MINKABU PRESS
今期の売上高の見通しは据え置いた。「塾ナビ」のシェア維持に向けた広告出稿に関し、リスティング広告の単価高騰が一服した影響などを予想に反映した。第3四半期累計の売上高は前年同期比0.3%増の32億5500万円、最終利益は同23倍の3億9100万円だった。営業・経常・最終利益は修正後の通期計画を上回っている。
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