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6044 三機サービス

東証S
934円
前日比
+8
+0.86%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.5 1.51 2.36
時価総額 61.5億円
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三機サービス Research Memo(5):2024年5月期は環境ソリューション、トータルメンテナンスの成長を見込む


■今後の見通し

1. 2024年5月期の業績見通し
三機サービス<6044>の2024年5月期の連結業績予想については、売上高17,900百万円(前期比21.5%増)、営業利益729百万円(同26.7%増)、経常利益732百万円(同26.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益470百万円(同3.9%増)を計画している。ROEは12.3%(前期は13.2%)を見込んでいる。コロナ禍の行動制限撤廃、エネルギーコストの高騰やカーボンニュートラルへの関心の高まり、顧客の人手不足等を背景に、環境ソリューションサービスにおける省エネ工事やトータルメンテナンスサービスの需要は継続的な増加が見込まれ、また、兵庫機工の通年での業績寄与もあり、売上高は過去最高更新を計画。トータルメンテナンスサービスの特性上、工事案件が定期案件・修理案件につながり、長期的にはストック型ビジネスモデルの収益構造になると弊社では見ている。同社では、環境ソリューションサービス、空調メンテナンスサービス、トータルメンテナンスサービスといった、事業ごとに分かれていた営業組織を集約することで、各事業間で顧客情報を共有し、複数のサービスを提案するなど、組織体制の強化を図っている。各事業の相乗効果により、設備・設計に始まり、施工・設置、定期点検、メンテナンスにつながるビジネスサイクルにおいて、リピート率を向上していく戦略だ。利益面でも、事業の拡大に合わせて、エンジニアを中心として前期並みの積極的な人材採用を進め、多能工化等の人材教育の強化により内製化率を高めるなど、生産性を向上させ利益を伸長させていく計画である。

なお、兵庫機工は直近3ヶ年平均で売上高1,875百万円、営業利益79百万円の業績をあげており、売上高は17億円~21億円と受注に波はあるものの、同社の計画達成には強い追い風となる。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

《SO》

 提供:フィスコ

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