大塚HDが軟調、PTSD対象の抗精神病薬治験「固定用量試験」で主要評価項目達成せず
大塚ホールディングス<4578>が軟調。7日の取引終了後、子会社の大塚製薬とデンマーク製薬会社ルンドベックが、成人の心的外傷後ストレス(PTSD)の効能追加を目的とした「ブレクスピプラゾール」と「セルトラリン」の併用療法に関する2つのフェーズ3試験の結果速報を発表した。このうち可変用量試験では主要評価項目を達成した半面、固定用量試験では同項目を達成できなかった。
ブレクスピプラゾールを巡っては、アルツハイマー型認知症に伴う行動障害に関して今年5月に米食品医薬品局(FDA)から効能追加承認を取得している。直近の株価は6月につけた年初来高値を手前に上値の重い展開となっていたこともあり、2つの試験結果がともにポジティブなものとならなかったことを受け、目先の利益確定目的の売りが膨らんだようだ。大塚製薬とルンドベックは今回の結果を更に解析し、FDAと協議して次のステップを決めるという。
出所:MINKABU PRESS
ブレクスピプラゾールを巡っては、アルツハイマー型認知症に伴う行動障害に関して今年5月に米食品医薬品局(FDA)から効能追加承認を取得している。直近の株価は6月につけた年初来高値を手前に上値の重い展開となっていたこともあり、2つの試験結果がともにポジティブなものとならなかったことを受け、目先の利益確定目的の売りが膨らんだようだ。大塚製薬とルンドベックは今回の結果を更に解析し、FDAと協議して次のステップを決めるという。
出所:MINKABU PRESS