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7086きずなホールディングス

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新興市場銘柄ダイジェスト:アスカネットは年初来安値、トラースOPが一時ストップ高


<7086> きずなHD 1766 +101
大幅に反発。SMBC日興証券が投資評価「1」、目標株価2500円(前日終値1665円)で新規にカバレッジを開始し、買い手掛かりとなっている。同証券は、年間20店舗以上の積極的な出店で中長期的な業績拡大が見込まれると指摘。また、コロナ禍を経てきずなホールディングスが強みを持つ家族葬が葬儀業界の標準になるとの見方に加え、葬儀単価の安定した推移などを注目点として挙げている。


<2438> アスカネット 714 -89
年初来安値。24年4月期第1四半期(23年5-7月)の営業利益を前年同期比45.1%減の0.28億円と発表している。売上高は同4.3%増の16.09億円と増収を確保したが、葬儀関連のフューネラル事業で画像加工部門のオペレーターを積極採用したことなどから人件費が膨らんだ。空中ディスプレイ事業で損失が拡大したことも減益の要因となった。通期予想の営業利益は前期比15.4%減の4.95億円で据え置いた。進捗率は約5.7%にとどまっている。


<6696> トラースOP 430 +45
一時ストップ高。自社が開発したウェアラブル端末「Cygnus2」を物流・ロジスティクスシンクタンクのNX総合研究所(東京都千代田区)の倉庫作業分析ツール「ろじたん」向けに提供を開始したと発表している。ろじたんはスタッフの作業内容や時間などを計測し、物流現場の見える化と改善活動をサポートするサービス。Cygnus2は腕に着けるタイプのデバイスで、スマートフォンと同様の操作でろじたんによる計測が可能になるという。


<4599> ステムリム 839 +16
大幅に反発。塩野義製薬<4507>に導出済みの再生誘導医薬開発候補品レダセムチド(HMGB1)を利用した心筋症(拡張型心筋症、虚血性心筋症、及び高血圧性心筋症)に対する新規治療に係る用途特許が米国で登録されると発表している。今回の特許登録で心筋症や慢性心不全に対するレダセムチドに基づく治療薬開発の可能性を米国で担保できるとしている。HMGB1は体内の間葉系幹細胞を患部に誘導する細胞の核内タンパク質。


<4893> ノイルイミューン 471 +5
大幅に反発。中外製薬<4519>と締結しているPRIME技術のライセンス契約に定める早期マイルストーンを達成したと発表している。受領するマイルストーンフィーは23年12月期第3四半期の事業収益として計上する見込みで、通期事業収益予想(3.19億円)の大部分を占めるという。PRIME技術は遺伝子改変免疫細胞の機能を高めるほか、宿主自身の免疫細胞を活性化するとされ、ノイルイミューン・バイオテックが独占的権利を持つ。


<5884> クラダシ 573 +40
大幅に反発。愛媛県宇和島市及び愛媛銀行<8541>とともに「宇和島市におけるSDGsの推進に係る食品ロス削減及び特産品のPRに向けた連携協定」を締結したと発表している。それぞれが持つリソースを活用し、課題解決を目的に社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」を11月に実施する。宇和島市の人手不足やフードロス問題の解決のほか、同市の魅力発信や関係人口の増加にも取り組む。
《ST》

 提供:フィスコ

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