オリンパスが3日ぶり反落、米子会社製品の販売終了に伴う損失発生が重荷
オリンパス<7733>が3日ぶりに反落した。6日の取引終了後、連結子会社の米Veran Medical Technologies(ミズーリ州)が開発・製造する電磁ナビゲーションシステムと関連製品について、製造・販売を終了すると発表した。これに伴う損失等の金額について現時点では約500億円を見込んでいるという。業績の下振れを警戒した売りを促す要因となったようだ。
オリンパスは2020年12月にVeran Medical Technologiesを買収した。呼吸器科分野の事業成長を目指したが、同社の技術及び製品がオリンパスの品質基準に適合しないことが判明。23年2月に当該製品の出荷を停止した。品質基準を満たすには多大なコストの発生などが見込まれることから、製造・販売の終了を決定した。
出所:MINKABU PRESS
オリンパスは2020年12月にVeran Medical Technologiesを買収した。呼吸器科分野の事業成長を目指したが、同社の技術及び製品がオリンパスの品質基準に適合しないことが判明。23年2月に当該製品の出荷を停止した。品質基準を満たすには多大なコストの発生などが見込まれることから、製造・販売の終了を決定した。
出所:MINKABU PRESS