<動意株・16日>(大引け)=インフォR、パーク24、CVSベイなど
INFORICH<9338>=急伸し上場来高値を連日更新。この日、電気自動車(EV)ユーザー向けサービスの開発などを進めるプラゴ(東京都品川区)との協業を開始したと発表。これを手掛かり視した買いが集まったようだ。インフォRが運営するシェアリングエコノミープラットフォームアプリ「ShareSPOT」や、モバイルバッテリーシェアリングアプリ「ChargeSPOT」と、プラゴのアプリ「Myプラゴ」を連携し、新たなサービスを提供する。ユーザーはEV充電ステーションの検索や予約、オンライン決済などを一つのアプリで行うことが可能になるという。
パーク24<4666>=反発。15日の取引終了後に7月の月次速報を発表した。国内の駐車場事業で、タイムズパーキングの売上高は前年同月比6.7%増となった。伸び率は6月の6.1%を上回り、業況を評価した買いを集めたようだ。タイムズパーキングの売上総利益率は同2.1ポイント上昇した。また、モビリティ事業における7月のタイムズカーの1台当たり利用料は前年同月比で改善。タイムズカーの会員数は前月比で4万4000人増の228万9000人となった。海外の駐車場事業も稼働は堅調に推移しているとした。
シー・ヴイ・エス・ベイエリア<2687>=続伸。同社は千葉や東京をテリトリーにホテルやマンションの管理事業を展開するが、訪日外国人観光客の急増を背景に宿泊施設へのニーズが高まっており、収益機会の拡大につながっている。24年2月期は営業利益段階で前期比3.9倍の3億1400万円予想と急回復する見通し。株価は7月中旬にマドを開けて急速に上放れたが、7月19日にザラ場974円の高値をつけてからは目先筋の売りに押され、調整局面に移行していた。きょうは一気に買い優勢に傾いた。東証がきょうの売買分から信用取引の臨時措置を解除、日証金も増担保金徴収措置の解除日にあたり、これは株価面ではポジティブ材料となっている。
住友林業<1911>=上値追い加速で年初来高値更新。同社は木造建築の大手住宅メーカーで、米国での展開を主力としている。日本時間今晩9時半に7月の米住宅着工件数が発表されるが、市場では「6月の住宅着工は低調だったが、7月は前月比で1%程度改善している公算が大きい。それを先回りした買いが入っているのではないか。また、直近、バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイが米国の住宅建設3社に投資したことが報じられたことが同社株を刺激している可能性もある」(中堅証券アナリスト)と指摘されていた。株式需給面では信用取組が売り長状態にあり、日証金では逆日歩がついていることも株価に浮揚力を与えている。
コスモスイニシア<8844>=新値街道まい進。首都圏を中心にマンション開発・販売を展開するが、訪日外国人を対象に長期滞在型アパートメントホテルなどにも注力しており、最近の訪日客急増を背景にインバウンド特需を取り込むことへの期待がある。24年3月期は営業利益段階で前期比12%増の55億円と2ケタ成長を見込んでいる。ここ急速に上値を伸ばしているが、依然としてPER7倍前後、PBR0.5倍台と割安感が強く、継続的な投資資金の流入が観測される。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
パーク24<4666>=反発。15日の取引終了後に7月の月次速報を発表した。国内の駐車場事業で、タイムズパーキングの売上高は前年同月比6.7%増となった。伸び率は6月の6.1%を上回り、業況を評価した買いを集めたようだ。タイムズパーキングの売上総利益率は同2.1ポイント上昇した。また、モビリティ事業における7月のタイムズカーの1台当たり利用料は前年同月比で改善。タイムズカーの会員数は前月比で4万4000人増の228万9000人となった。海外の駐車場事業も稼働は堅調に推移しているとした。
シー・ヴイ・エス・ベイエリア<2687>=続伸。同社は千葉や東京をテリトリーにホテルやマンションの管理事業を展開するが、訪日外国人観光客の急増を背景に宿泊施設へのニーズが高まっており、収益機会の拡大につながっている。24年2月期は営業利益段階で前期比3.9倍の3億1400万円予想と急回復する見通し。株価は7月中旬にマドを開けて急速に上放れたが、7月19日にザラ場974円の高値をつけてからは目先筋の売りに押され、調整局面に移行していた。きょうは一気に買い優勢に傾いた。東証がきょうの売買分から信用取引の臨時措置を解除、日証金も増担保金徴収措置の解除日にあたり、これは株価面ではポジティブ材料となっている。
住友林業<1911>=上値追い加速で年初来高値更新。同社は木造建築の大手住宅メーカーで、米国での展開を主力としている。日本時間今晩9時半に7月の米住宅着工件数が発表されるが、市場では「6月の住宅着工は低調だったが、7月は前月比で1%程度改善している公算が大きい。それを先回りした買いが入っているのではないか。また、直近、バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイが米国の住宅建設3社に投資したことが報じられたことが同社株を刺激している可能性もある」(中堅証券アナリスト)と指摘されていた。株式需給面では信用取組が売り長状態にあり、日証金では逆日歩がついていることも株価に浮揚力を与えている。
コスモスイニシア<8844>=新値街道まい進。首都圏を中心にマンション開発・販売を展開するが、訪日外国人を対象に長期滞在型アパートメントホテルなどにも注力しており、最近の訪日客急増を背景にインバウンド特需を取り込むことへの期待がある。24年3月期は営業利益段階で前期比12%増の55億円と2ケタ成長を見込んでいる。ここ急速に上値を伸ばしているが、依然としてPER7倍前後、PBR0.5倍台と割安感が強く、継続的な投資資金の流入が観測される。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS