NISSHAがマド開け急伸、上期黒字確保と今期最終益予想の上方修正を材料視
NISSHA<7915>がマドを開けて急伸した。8日の取引終了後、23年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表し、最終損益がこれまでの見通しの11億円の赤字から8億100万円の黒字(前年同期は79億300万円の黒字)に上振れて着地した。あわせて、通期の業績予想を見直し、最終利益の見通しを10億円から20億円(前期比80.3%減)に引き上げており、買いを誘う要因となった。
1~6月期の売上高は830億500万円(前年同期比5.9%減)だった。巣ごもり需要の一巡やサプライチェーンでの在庫調整を背景に、タブレットなどに向けた製品需要が弱含みで推移した。半面、メディカルテクノロジー事業の開発製造受託(CDMO)の製品需要は堅調だった。上期の為替差益の発生を受け、通期の税引き前利益と最終利益の予想を上方修正した。売上高と営業利益はこれまでの予想通りに推移する見込みとしている。
出所:MINKABU PRESS
1~6月期の売上高は830億500万円(前年同期比5.9%減)だった。巣ごもり需要の一巡やサプライチェーンでの在庫調整を背景に、タブレットなどに向けた製品需要が弱含みで推移した。半面、メディカルテクノロジー事業の開発製造受託(CDMO)の製品需要は堅調だった。上期の為替差益の発生を受け、通期の税引き前利益と最終利益の予想を上方修正した。売上高と営業利益はこれまでの予想通りに推移する見込みとしている。
出所:MINKABU PRESS