三菱ケミGが後場買われる、第1四半期最終益の進捗率は対通期計画で44%
三菱ケミカルグループ<4188>は後場買われる。この日、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。最終利益は前年同期比5.2%減の425億3600万円となったが、通期計画(970億円)に対し進捗率は44%に上った。高進捗率を評価した買いが入ったようだ。
売上収益は同4.1%減の1兆612億4200万円だった。石油化学関連や半導体市場での需要が低迷し、原料のナフサ価格の下落の影響が出た。一方、コスト構造改革の進捗状況は順調で、産業ガスは価格転嫁の進捗や生産性の向上を背景に好調に推移。ヘルスケアではALS(筋萎縮性側索硬化症)治療薬「ラジカヴァ」の北米での販売が伸びた。
出所:MINKABU PRESS
売上収益は同4.1%減の1兆612億4200万円だった。石油化学関連や半導体市場での需要が低迷し、原料のナフサ価格の下落の影響が出た。一方、コスト構造改革の進捗状況は順調で、産業ガスは価格転嫁の進捗や生産性の向上を背景に好調に推移。ヘルスケアではALS(筋萎縮性側索硬化症)治療薬「ラジカヴァ」の北米での販売が伸びた。
出所:MINKABU PRESS