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今日の為替市場ポイント:米債務格付け引き下げでドルは上げ渋る可能性


1日のドル・円は、東京市場では142円21銭から142円84銭まで上昇。欧米市場では142円62銭から143円55銭まで一段高となり、143円33銭で取引終了。本日2日のドル・円は主に143円を挟んだ水準で推移か。一部格付け会社による米債務格付けの引き下げを受けてドルは上げ渋る可能性がある。

報道によると、格付け会社フィッチ・レーティングスは1日、米国の長期外貨建て債格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げたと発表した。格付け見通しは「安定的」に変更した。フィッチ・レーティングスは格下げの理由として、今後3年で予想される財政状況の悪化、拡大しつつある一般政府債務負担、他の「AA」および「AAA」格付け諸国・地域と比較したガバナンスの低下を反映したものであると説明している。

市場参加者の間からは「格付け見通しが悪化していたことから、格下げは想定内」との声が聞かれている。ただ、一部の市場参加者は「一般政府債務負担が増加しつつあること、外国政府の間で米国債の保有を減らす動きが出ていることを考慮すると、格下げの影響は決して小さくない」と指摘している。2日の米国債市場の動向を注目したい。

《CS》

 提供:フィスコ

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