さくらネットが急反落、人材投資やマーケティング強化で4~6月期経常66%減益
さくらインターネット<3778>が急反落した。31日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比2.9%増の51億500万円と増収となった半面、経常利益は同66.0%減の7300万円となった。経済産業省による「クラウドプログラム」の供給確保計画に関する認定をもとに、生成AI向けクラウドサービスの成長期待が膨らんでいた同社だったが、大幅減益の発表を受けた売りが膨らんだようだ。
クラウドサービスの売上高は増加した一方、人材投資やマーケティングの強化、円安を受けた電力費やドメイン取得原価の増加などが利益を圧迫した。ABEJA<5574>の新規上場に伴い、保有株式の一部売却に伴う利益を計上。最終利益は想定を上回って推移しているが、売上高と営業利益、経常利益はおおむね予想通りの推移となっているとした。
出所:MINKABU PRESS
クラウドサービスの売上高は増加した一方、人材投資やマーケティングの強化、円安を受けた電力費やドメイン取得原価の増加などが利益を圧迫した。ABEJA<5574>の新規上場に伴い、保有株式の一部売却に伴う利益を計上。最終利益は想定を上回って推移しているが、売上高と営業利益、経常利益はおおむね予想通りの推移となっているとした。
出所:MINKABU PRESS