東北電が大幅続伸し1000円の大台乗せ、今期最終黒字・2期ぶり復配計画を好感
東北電力<9506>が大幅続伸。1000円の大台に乗せ、2021年4月以来、およそ2年3カ月ぶりの高値をつけた。31日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、未定としていた通期業績予想について最終損益が1400億円の黒字(前期は1275億6200万円の赤字)になる見通しを示した。同じく未定としていた年間配当は15円(前期は無配)と2期ぶりの復配の計画とし、買いを誘う要因となったようだ。
通期の売上高は3兆200億円(前期比0.4%増)と、小売規制料金の値上げの認可などを背景に増収を見込む。また、燃料価格の下落に伴って燃料費調整制度のタイムラグ影響が差益に転じる見込みとなり、業績予想に織り込んだ。第1四半期の売上高は前年同期比13.5%増の6335億7600万円、最終損益は791億6800万円の黒字(前年同期は312億4200万円の赤字)となった。
出所:MINKABU PRESS
通期の売上高は3兆200億円(前期比0.4%増)と、小売規制料金の値上げの認可などを背景に増収を見込む。また、燃料価格の下落に伴って燃料費調整制度のタイムラグ影響が差益に転じる見込みとなり、業績予想に織り込んだ。第1四半期の売上高は前年同期比13.5%増の6335億7600万円、最終損益は791億6800万円の黒字(前年同期は312億4200万円の赤字)となった。
出所:MINKABU PRESS