信用
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3440 日創プロニティ

東証S
897円
前日比
+1
+0.11%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.4 0.49 3.34
時価総額 61.0億円
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<動意株・31日>(大引け)=WSCOPE、東祥、日創プロニなど

 ダブル・スコープ<6619>=後場急上昇。午後2時30分ごろ、韓国子会社が韓国サムスンSDI社と戦略的長期供給合意(MOU)を締結したと発表しており、好材料視されている。今後のリチウムイオン電池の需要増加に対応するため、主に電気自動車(EV)用途(円筒型含む)で、23年から5年間のセパレーターの総供給量に関して合意した。供給数量は約40億平方メートルとしているが、今後のEV需要や同社のセパレーター供給能力の増加などに伴い、適宜見直しを行うとしている。なお、同件は24年1月期業績には織り込み済みとしている。

 東祥<8920>=4連騰で年初来高値更新。前週末28日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高62億1200万円(前年同期比18.6%増)、営業利益9億6200万円(同69.4%増)、純利益3億6100万円(同67.8%増)と、大幅増益となったことが好感されている。会員数回復に向け積極的な広告宣伝活動を実施したことなどが奏功しスポーツクラブ事業が伸長したほか、ホテル事業で平均宿泊稼働率が上昇し第1四半期として過去最高の売上高となった。また、前期に取得した収益用不動産の売り上げが貢献した不動産事業が大幅な増収となったことも寄与した。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高260億円(前期比15.5%増)、営業利益40億円(同27.6%増)、純利益16億円(同86.5%増)の従来見通しを据え置いている。

 日創プロニティ<3440>=上げ足強め2年半ぶり一時4ケタ大台乗せ。主力の金属加工事業は材料調達から最終加工までの供給網を一元化した「オールインワン加工体制」を確立し優位性を発揮、業績はM&A推進に伴う増収効果が発現し、利益面でも回復色が鮮明となっている。23年8月期は売上高が前期比61%増の119億円、営業利益も同62%増の5億8000万円といずれも6割以上の伸びを見込む。一株純資産は実績ベースで1500円前後あり、依然として0.5倍台のPBRが水準訂正期待を高めている。

 リオン<6823>=急伸。前週末28日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。最終利益は前年同期比3.6倍の6億8300万円となった。中間期の計画に対する進捗率は約98%と業績上振れの思惑が広がり、買いが集まったようだ。売上高は同16.0%増の60億1300万円だった。経済活動が正常化に向かうなかで補聴器は増収。医療機関の設備投資も回復傾向にあり、聴力検査に用いるオージオメーターの販売も好調に推移し、医療機器事業全体で増収増益となった。なお、補聴器及び環境機器の一部新製品の発売時期が第2四半期(7~9月)以降にずれ込んだことを受け、販売促進費や減価償却費などの費用の計上も当初の計画から遅れることとなり、第1四半期の各利益の進捗率を高める方向に作用した。

 霞ヶ関キャピタル<3498>=年初来高値に肉薄。グループで企画・開発を行ったドライ倉庫の物件売却が順調なほか、アパートメントホテル事業がコロナ禍からの脱却で案件の収益性が向上し、全体業績を押し上げている。23年8月期営業利益は従来計画から上方修正し、前期比9割増の41億円を見込んでいる。また、24年8月期も増益基調がキープされる公算は大きいとみられ、業績の中期成長に対する期待感が大きい。株式需給面ではひと頃と比べ信用買い残の整理が進んでおり、上値を軽くしている。

 三社電機製作所<6882>=大幅反発で新値街道復帰。6月20日につけた高値1475円を一気に上抜き約1カ月半ぶりに年初来高値を更新した。同社は半導体モジュールや電源デバイスのメーカーで、パワー半導体分野の競争力の高さが特長。業績は表面処理用電源が好調で収益を牽引、小型電源も医療用機器向けを中心に大きく伸びて収益に貢献している。前週末28日取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(23年4~6月)決算は営業利益が前年同期比5.5倍の5億6500万円と変貌、これがサプライズとなって投資資金を呼び込んでいる。時価は18年5月以来約5年2カ月ぶりの高値圏に突入している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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