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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4498 サイバートラスト

東証G
2,200円
前日比
-21
-0.95%
PTS
2,192.6円
09:40 11/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
20.9 2.84 0.80 34.55
時価総額 179億円
比較される銘柄
NESIC, 
NSSOL, 
ソリトン

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サイバートラスト Research Memo(4):認証・セキュリティサービスなど3つのサービスを展開(2)


■事業概要

4. IoTサービス
IoTサービスは、IoT機能をセキュアに動かすLinux/OSS技術とIoT機器の真正性確認を行う認証・セキュリティ技術を融合し、IoT機器の安心・安全なライフサイクル管理を実現するサービスを提供している。IoT機器向けLinux OSの提供~認証~ライフサイクル管理までをトータルで提供できる技術力を持つ、世界でも稀有な企業である。サイバートラスト<4498>はIoTサービスを今後の成長分野と位置付けている。

主要サービスとしては、長期利用可能なIoT機器向けLinux OSのEMLinux、IoT機器の真正性を確認して長期のライフサイクル管理を提供するセキュアIoTプラットフォーム(以下、SIOTP)、さらにEMLinuxとSIOTPをまとめた総合サービスEM+PLSなどがある。

なお2023年1月には、証明書の高速・大量発行が可能な同社の新認証局基盤において、米国国立標準技術研究所(National Institute of Standards and Technology。以下、NIST)が選定した耐量子計算機暗号(Post Quantum Cryptography。以下、PQC)への対応に関わる概念実証を完了した。NISTは量子コンピュータでも容易に解読できない新しい暗号技術(PQC)の標準化を進めており、同社は既存暗号からPQCへの移行を進める企業や組織の移行検証を支援する。

また同月には、量子コンピューティング技術の先端企業であるQuantinuum K.K.(本社:英国、米国)(以下、クオンティニュアム)と協業し、クオンティニュアムが提供する量子コンピュータを利用した暗号鍵生成プラットフォーム「Quantum Origin」を、同社が提供する電子証明書の高速・大量発行が可能な新認証基盤と連携し、実証が完了した。IoT機器の利用拡大にあたってはデータへの高速なアクセスと堅牢なセキュリティ対策が必要となるが、クオンティニュアムとの協業も活用して、量子コンピュータ・IoT時代の安心・安全な社会の実現を推進する方針だ。

2023年2月には、Linux OSのEMLinuxとSIOTP認証局が、(一社)セキュアIoTプラットフォーム協議会が認定する「セキュアIoT認定(Gold)」を取得した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《SI》

 提供:フィスコ

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