パナHDが高い、40年ぶり過去最高益視野に大手証券は「1」へ引き上げ
パナソニック ホールディングス<6752>が高い。SMBC日興証券は20日、同社株の投資評価を「2」から「1」へ引き上げた。目標株価は1400円から2400円に見直した。「40年ぶりの過去最高益更新が射程圏に入る」と指摘している。同社が前回過去最高益を更新したのはプラザ合意前の84年11月期(営業利益5757億円)でビデオデッキ(VHS)が一世を風靡した時代だった。今回は外部環境のフォローが大きいが、車載電池の成長で40年以上の時をへての最高益更新を見込んでいる。具体的には、24年3月期の同利益は4500億円(会社予想4300億円)に対し25年3月期は5500億円、26年3月期に6400億円を予想している。日本の電機産業の象徴といえる同社が、企業価値をどのようなプロセスで向上させることができるかは、日本株全体を占ううえでも注目されている。
出所:MINKABU PRESS
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