サインポスト---1Q増収、コンサルティング事業が順調に推移
サインポスト<3996>は14日、2024年2月期第1四半期(23年3月-5月)決算を発表した。売上高が前年同期比6.1%増の6.57億円、営業損失が0.38億円(前年同期は0.35億円の損失)、経常損失が0.38億円(同0.36億円の損失)、四半期純損失が0.44億円(同0.44億円の損失)となった。
コンサルティング事業の売上高は前年同期比8.6%増の6.46億円、セグメント利益は同11.3%増の0.99億円となった。前期下半期以降、受注が高水準で推移してきたものの、一部の主要得意先のプロジェクトにおいて要員不足を外注で補ったこと等により原価率が悪化し、売上総利益は概ね横ばいとなった。一方で、販売費及び一般管理費が前年同四半期に比べて減少した。
イノベーション事業の売上高は同58.0%減の0.10億円、セグメント損失は0.57億円(前年同期は0.42億円の損失)となった。主にSELFURUGIにEZレジを販売した他、店舗ソリューションの受託開発が進行した。
DX・地方共創事業の売上高は同211.8%増の0.00億円、セグメント損失は0.09億円(同0.18億円の損失)となった。中堅・中小企業等の顧客が抱えるデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する課題を解決し持続的な成長をサポートすることを目的に、同社のITスキルやプロジェクト推進のノウハウを提供しながら顧客のDX推進を支援するする伴走型支援サービスの開発に注力してきた。
2024年2月期通期の業績予想については、売上高が前期比13.2%増の29.14億円、営業利益が0.30億円、経常利益が0.27億円、当期純利益が0.17億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ