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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6096 レアジョブ

東証S
390円
前日比
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PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
53.0 2.09 1.28 46.77
時価総額 38.4億円

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レアジョブ Research Memo(6):グローバルに人材が活躍していくための基盤市場は拡大していく


■市場環境

レアジョブ<6096>を取り巻く市場環境として、日本の人口は減少基調で推移しており、特に生産年齢人口に関しては急激に減少が進んでいる。具体的には、2030年の日本の生産人口は、2020年比で約700万人減少し6,875万人になると予想されている(出所:「日本の将来推計人口(令和5年推計)」国立社会保障・人口問題研究所)。このような状況下において、企業は業務の効率化・自動化を進めていくことも必要となるが、外国人人材登用といった環境整備が必要になってくると思われる。また、働く個人にとって外国人材と働けるスキル、つまり異国の人と一緒に働く、あるいはマネジメントしていくことができる人材は非常に価値が高くなっていく社会になっていくと予想される。

コロナ禍の長期化に伴う訪日外国人の減少、あるいは海外旅行の機会が大幅に減少するなかで、英会話サービスに対する需要も一時的に鈍化している。ただ、中長期的に見ればグローバル化の一段の進展や訪日外国人数の回復、小学校での英語教育の必修化などにより、個人向け市場は拡大基調が続くものと予想される。

企業向け市場については、ここ数年は横ばい水準が続いているが、割合としてはオンライン研修が伸びているものと見られる。コロナ禍により一時的に停滞しているものの、グローバル化に伴う海外の駐在員の増加、国内でも海外企業との接点の増加、外国人材の増加などを背景に、英会話学習ニーズは今後も拡大していくと予想される。

教育機関向け市場については、学校では2020年度より小学5年生から英語授業が必修化されたほか、中学校・高等学校を含め、学習指導要領の改訂で英会話力の向上がより重視されるようになっており、K12領域におけるオンライン英会話サービスの導入も今後、加速していくものと予想される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 永岡宏樹)

《YI》

 提供:フィスコ

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