貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6707 サンケン電気

東証P
5,867円
前日比
-65
-1.10%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
3.1 0.95 9.64
時価総額 1,473億円
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<動意株・13日>(大引け)=Sワイヤー、サンケン、フロンテオなど

 ソーシャルワイヤー<3929>=急反発。同社はきょう、主にBtoBサービスを運営する事業者向けの法人間コミュニケーション支援機能となるチャットシステム「TORINAS(トリナス)」ベータ版の提供を開始したと発表。これが材料視されているようだ。まずは、同社が運営するプレスリリース配信代行サービス「@Press(アットプレス)」と「NEWSCAST(ニュースキャスト)」に同機能を搭載。これにより、アットプレス及びニュースキャストの利用企業は、発信されたリリース内容や会社情報を参照しながら、利用企業同士の相対コミュニケーションが可能となり、業務提携打診や人的交流などのビジネスパートナーシップに活用することができるようになるという。

 サンケン電気<6707>=大幅高で切り返す。今月4日ザラ場に1万4100円の上場来高値を形成後、急速な調整局面に移行したが、きょうは全体相場がハイテク株中心に戻りに転じるなか、流れに乗る形で610円高の1万2710円まで上値を伸ばした。パワー半導体の大手メーカーで、業績は絶好調に推移、24年3月期営業利益は前期比45%増の380億円予想と過去最高利益を大幅に更新する見込み。世界的に販売台数が増勢にある電気自動車(EV)関連向けパワー半導体の生産能力増強に動いており、中期的な収益寄与に期待が高まる。株式需給面では信用買い残が枯れた状態にあり、信用倍率は直近データで0.9倍、日証金では貸借倍率0.3倍となっていることで上値が軽い。

 FRONTEO<2158>=動意づく。同社は自然言語解析AIなどを活用したリーガルテック事業のほか、AIソリューションを横軸展開して医療向け分野にも力を入れている。12日取引終了後、新たなAI創薬支援サービス「Drug Discovery AI Factory」事業を開始することを発表した。創薬研究者がAIと協働して標的探索・仮説生成をはじめとする顧客ニーズに対応、創薬研究の大幅な効率化や加速化などを支援するもので、これによる業容拡大への期待が投資資金を引き寄せている。

 寿スピリッツ<2222>=大幅反発で年初来高値に急接近。同社は12日取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の売上高が概算で前年同期比45.5%増の138億4100万円になったと発表しており、これが好感されているようだ。新型コロナウイルス感染症の5類移行やインバウンド需要の回復などが追い風となったほか、商品力・販売力・売場力の大幅なレベルアップやインバウンド復活準備などの重点施策の推進にスピード感をもって取り組んだことが奏功したという。なお、第1四半期の決算発表は8月1日を予定している。

 出前館<2484>=一時ストップ高。12日の取引終了後、23年8月期第3四半期累計(22年9月~23年5月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比10.2%増の384億2000万円と増収。営業損益は107億4600万円の赤字(前年同期は296億6200万円の赤字)となった。直近3カ月間でも営業赤字幅は縮小した。株価の出遅れ感が強まるなか、黒字化を期待した買いが集まり、株高に弾みがついたようだ。第3四半期末のアクティブユーザー数は前年同期比19%減の712万人となった。積極的な投資の実行により営業赤字となった。一方、売上原価の適正化は順調に進んだという。

 三協立山<5932>=上げ足強め年初来高値更新。12日の取引終了後、23年5月期の連結決算発表にあわせ、24年5月期の業績予想を開示した。今期の最終利益は前期比84%増の30億円と増益計画を示しており、買い安心感をもたらしたようだ。売上高は同1.2%増の3750億円を計画する。建材事業では前期までに実施した価格改定効果が出ると想定。国際事業での自動車分野の伸長も見込む。また今期中に公表予定の次期中期計画において、「資本コストや株価を意識した経営」への取り組みについての詳細を公表する方針。資本効率の改善や成長分野への投資、株主還元方針などに関した内容を予定しているという。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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