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今日の為替市場ポイント:米長期金利低下でドルは伸び悩む可能性


10日のドル・円は、東京市場では142円12銭から143円01銭まで反発。欧米市場では142円60銭から141円28銭まで反落し、141円32銭で取引終了。本日11日のドル・円は主に141円台で推移か。米長期金利の低下を受けて目先的にドルは伸び悩む可能性がある。

報道によると、米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は7月10日、「サービスについては多くの統計がピークアウトを示唆しており、実際に活動が減少し始めている」と指摘した。また、「2%の物価目標が短期間で実現されることはないとしても、インフレ期待は十分に抑制されており、企業からは賃金や中間財価格への圧力が和らいでいるとの報告を受けている」との見方も伝えた。ボスティック総裁は追加利上げの必要性は決して高くないことを示唆しており、米10年債利回りは節目の4%を下回った。

市場参加者の間では12日に発表される6月消費者物価指数(CPI)に対する関心が高まっているようだ。ある程度のインフレ鈍化は織り込み済みだが、コア指数の上昇率が前年比5%を下回った場合、年内2回の追加利上げ観測はさらに後退するとみられる。今月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.25ポイントの追加利上げが決まる可能性は高いものの、6月のコアインフレ率が市場予想を下回った場合、7月が最後の利上げとなる可能性がありそうだ。

《CS》

 提供:フィスコ

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