東宝に再評価余地、国内大手証券は新規「2」でカバレッジ開始
東宝<9602>に再評価余地が指摘されている。大和証券は5日、同社株の投資判断を新規「2(アウトパフォーム)」でカバレッジを開始した。目標株価は6200円に設定した。成長市場である映画・アニメでシェア拡大が見込める点を評価している。タイムパフォーマンスの高さなどを背景に映画やアニメは若年層から高い支持を得ており、国内外での市場成長が期待できる。また、動画配信サービスの広がりにより収益経路や消費者のIP(知的財産)接触機会が増加していることも市場成長を促すと予想している。同証券では、24年2月期の連結営業利益は会社計画400億円(前期比10.9%減)に対して480億円を予想、25年2月期の同利益は555億円を見込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
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