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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6218 エンシュウ

東証S
581円
前日比
-5
-0.85%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
0.32 1.72 40.27
時価総額 36.9億円
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<動意株・5日>(前引け)=霞ヶ関C、アスクル、エンシュウ

 霞ヶ関キャピタル<3498>=ストップ高。1月高値(4745円)を上回り、約6カ月ぶりに年初来高値を更新した。4日の取引終了後に23年8月期業績予想の上方修正を発表。あわせて、期末一括配当予想を50円から60円(前期30円)に増額することも明らかにしており、これらを好感した買いが入っている。今期上方修正では売上高を265億円から360億円(前期比73.2%増)へ、営業利益を32億円から41億円(同91.5%増)へ引き上げた。アパートメントホテル事業、物流事業で案件収益の拡大や売却早期化などの影響があり、これが全体業績を大きく押し上げた。同時に発表した22年9月~23年5月期決算は、売上高が前年同期比65.7%増の184億6300万円、営業利益が前年同期の赤字から10億4300万円の黒字に転換して着地した。

 アスクル<2678>=急伸、新値街道駆け上がる。オフィス用品の通販で先駆し、eコマース事業ではヤフーと連携し需要を開拓している。4日取引終了後に発表した23年5月期決算は営業利益が前の期比2%増の146億2000万円で過去最高利益更新となったが、24年5月期についても前期比13%増の165億円予想と2ケタ成長で最高益更新基調が続く見通しで、これを好感する買いを呼び込んでいる。好業績を背景に株主還元も強化し、前期の年間配当は従来計画に2円上乗せの34円とし、今期もそこから2円増配となる36円を計画している。脱コロナでオフィス用品関連需要が復元しているほか、個人向けEC「ロハコ」が前期に初めて黒字化するなど回復色を強めている。

 エンシュウ<6218>=上げ足に弾み。約2週間ぶりに年初来高値を更新した。マシニングセンタなどの工作機械を製造し自動車業界向けを中心に需要を取り込んでいるほか、レーザー加工機分野でも実力を発揮する。世界的な電動車シフトを背景とした、電気自動車(EV)量産化をにらみ、EV向け部品加工や工作機械受注に注力している。24年3月期営業利益は前期比13.3倍の10億5000万円予想と急回復を見込んでおり、時価予想PERは10倍前後と割安感がある。更に一株純資産が約1800円と高水準で、PBRに換算して0.4倍台。800円台の株価は会社解散価値の半値以下に放置された水準で株高訂正余地が大きい。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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