八千代工がカイ気配スタート、ホンダによる1株1390円のTOB価格にサヤ寄せ
八千代工業<7298>がカイ気配スタート。4日の取引終了後、ホンダ<7267>が連結子会社の八千代工に対してTOB(株式公開買い付け)を実施し、全株式を取得後にインドの自動車部品大手のサンバルダナ・マザーソン・グループに一部株式を売却すると発表した。買い付け価格は1株1390円で、八千代工の株価はTOB価格にサヤ寄せする格好となった。
買い付け予定数は1190万9304株(下限390万4850株、上限設定なし)。10月頃の買い付け開始を目指す。TOB成立後、八千代工は上場廃止となる見通し。東京証券取引所は4日、八千代工を監理銘柄(確認中)に指定した。
ホンダは八千代工から自動車用の燃料タンクやサンルーフなどの供給を受けてきた。八千代工がホンダ以外の自動車メーカーへの販路を拡大し、持続的な成長に向けた事業基盤を確保することが、自動車部品の安定調達に重要と判断した。
出所:MINKABU PRESS
買い付け予定数は1190万9304株(下限390万4850株、上限設定なし)。10月頃の買い付け開始を目指す。TOB成立後、八千代工は上場廃止となる見通し。東京証券取引所は4日、八千代工を監理銘柄(確認中)に指定した。
ホンダは八千代工から自動車用の燃料タンクやサンルーフなどの供給を受けてきた。八千代工がホンダ以外の自動車メーカーへの販路を拡大し、持続的な成長に向けた事業基盤を確保することが、自動車部品の安定調達に重要と判断した。
出所:MINKABU PRESS