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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3878 巴川コーポレーション

東証S
706円
前日比
+6
+0.86%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.1 0.47 2.12 94.27
時価総額 73.4億円
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<動意株・4日>(前引け)=ネクステージ、巴川紙、日東精工

 ネクステージ<3186>=急伸し一気に新値更新。3日の取引終了後に22年12月~23年5月期(上期)決算を発表し、営業利益は前年同期比13.0%減の79億6500万円だった。減益となったものの、四半期ベースでみると直近3~5月期は大幅な営業増益となっており、足もとの利益改善を好感した買いが優勢となっている。仕入れ構成比の見直しや販管費の抑制が奏功した。12~2月期の減益が響き、上期では減益となった。販売店や買い取り店、整備店など各業態とも好調で、12~5月期売上高は同26.0%増の2298億2800万円だった。なお、通期見通しは据え置いている。

 巴川製紙所<3878>=上値指向。同社は紙パルプセクターに属するが、事業内容は電子材料の製造販売を主力としている。半導体関連製品でも実績が高く、高度な絶縁技術を武器に半導体実装で使われるリードフレーム固定用テープなどで高水準のグローバルシェアを獲得している。半導体市況の底入れ接近で、同社の収益環境の風向きも変わりつつあり、ここに来て見直し買いを誘導している。また、東京市場ではPBR1倍を大きく下回る低PBR株に対する物色人気が再燃している。そのなか、同社はPBR0.5倍台で依然として割安感が際立っている。

 日東精工<5957>=大幅高で年初来高値を更新。自動車向けなどを中心とする工業用ネジの大手メーカーだが、医療用機器などメディカル製品分野にも展開している。そうしたなか、同社は3日取引終了後に世界初となる医療用生体内溶解性高純度マグネシウム材料の特許を取得したことを発表、これを好感する形で投資資金が流入した。同特許にかかわる製品は純度99.95%以上の純マグネシウムであることから生体親和性が極めて高く、生体安全性に優れたインプラント製品への応用と開発を進めている状況で、中期的な業績向上に貢献することが期待されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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