三協立山は5連騰で新高値、EV向けアルミ部材への展開と超低PBRで脚光
三協立山<5932>が上昇加速となり約4カ月ぶりに年初来高値を更新。継続的な資金流入が観測され、きょうで5連騰と上げ足に弾みがついている。同社は住宅用などを中心とするアルミ建材の大手。資材や燃料コストの上昇が利益採算面で重荷となり、23年5月期は営業減益が見込まれるものの、価格改定効果の浸透で24年5月期は大幅増益で切り返す公算が大きいとみられている。一方、国際事業では独子会社で電気自動車(EV)向けアルミ部材製造を手掛けており、EV関連の一角としてもマーケットの視線を集めているもようだ。ここ株価水準を急速に切り上げているが、依然としてPBRは0.3倍前後と極めて割安圏に位置している。
出所:MINKABU PRESS
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