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3167 TOKAI

東証P
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前日比
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100株
PER PBR 利回り 信用倍率
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時価総額 1,288億円
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TOKAI Research Memo(7):新中期経営計画を発表、2026年3月期に営業利益175億円を目指す


■事業概要

1. 新中期経営計画2025の概要
TOKAIホールディングス<3167>は2022年3月期からスタートした4ヶ年の中期経営計画を見直し、新たに2026年3月期を最終年度とする3ヶ年の中期経営計画を発表した。基本的な戦略は従来と変わりない。この1~2期の間で市場環境の不確実性が高まると同時に、価値観の多様化やIT技術の進歩、社会の持続的な成長に向けた中長期課題に対するニーズが顕在化した。こうした現在の状況も踏まえての更新である。

今後3年間で取り組むべき重点テーマとして、「事業収益力の成長(収益基盤の拡大+新サービスの展開)」「脱炭素化社会の実現に向けた持続的成長基盤の強化」「成長の源泉となる人財の育成と組織の活力の最大化」の3点を掲げた。経営数値目標としては、最終年度となる2026年3月期に売上高で2,600億円、営業利益175億円、親会社株主に帰属する当期純利益100億円、継続取引顧客件数357万件を掲げた。3年間の年平均成長率は、売上高で4.1%、営業利益で5.5%となり、継続取引顧客件数については2.7%成長を見込んでいる。直近3期間の顧客件数の年平均成長率は3.2%だったことを考えると、蓋然性の高い計画になっているものと弊社では見ている。また、経営指標ではROEを前期の8.2%から10.8%に、ROICを8.3%から8.7%に引き上げ資本効率の向上を目指す。成長投資も継続することから自己資本比率については40%程度と現状並みの水準を想定している。

さらに長期ビジョンとして、2030年度に目指す姿として売上高4,000億円、営業利益300億円、継続取引顧客件数500万件を掲げた。オーガニックな成長だけではハードルが高いため、M&A戦略も推進しながら目指すものと予想される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《YI》

 提供:フィスコ

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