かっこ---不正注文検知サービスにて加盟店横断型の買い回り検知機能をリリース
かっこ<4166>は20日、不正注文検知サービス「O-PLUX」と「不正チェッカー」にて、悪質な転売に対する対策を強化するため、転売における情報を横断的に活用できる買い回り検知機能をリリースしたことを発表。
コスメや健康食品などの初回限定価格の商品等の転売は、複数のサイトを横断して不正注文を行う傾向がある。同一人物が複数の別の人物になりすまして商品を大量に購入し、それを定価よりも安く転売しその差額を利益にしている。購入者は、安価な転売先のサイトから商品を購入するようになり、売上に悪影響を与える可能性がある。
「O-PLUX」は、不正注文をリアルタイムに検知し、不正被害の防止及び審査業務の自動化を実現するクラウドサービスである。買い回り検知機能は、同社製品の導入サイトのデータを活用し、類似した住所を正規化して統一し、加盟店横断でチェックでき、転売をより高精度に検知することが可能となった。初めての不正転売の傾向でも、他サイトで発生していれば検知でき、より広範囲で最新の不正な傾向を考慮して審査を行うことができる。これにより、事業者の売上とブランド価値を守ることができる。
同社は今後も、多様化する最新の不正手口に関する分析と研究を重ね、積極的に機能拡充・サービス開発に取り組み、安心・安全なオンライン取引・ネット通販の環境づくりに貢献していく。
《SI》
提供:フィスコ