信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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5027 エニマインド

東証G
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時価総額 587億円
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<動意株・20日>(大引け)=さくらネット、BEENOS、レカムなど

 さくらインターネット<3778>=強烈な上昇波動形成。人気化の背景は前週末16日に、経済産業省からクラウド基盤の整備を目的とした「クラウドプログラム」の供給確保計画で認定を受けたと発表したこと。国内での生成AI開発の基盤づくりに乗り出し、同社が近く整備するスーパーコンピューターの経費の半額を国が助成することで、同社の存在が一気にクローズアップされる格好となった。株価は16日に1本値でストップ高の150円高に買われ、週明け19日もカイ気配のまま大引けまで値がつかず、連続で値幅制限上限まで駆け上がった。きょうは値幅制限が拡大されたが、一時744円高(74%高)の1750円をつける場面があった。世界的に生成AIの市場急拡大が観測されるなか、国内でも同分野のインフラ整備が国策の位置付けで進められる方向にある。同社株は、その象徴銘柄としてにわかに頭角を現し、短期資金の攻勢が加速した。株式需給面からは空売りも高水準に観測され、需給相場の様相となっている。

 BEENOS<3328>=後場動意。きょう同社は、子会社のBEENOS Entertainmentがアニマックスブロードキャスト・ジャパン(東京都港区)との協業を開始したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。この協業により、BEENOS Entertainmentはアニマックスブロードキャスト・ジャパンが運営するアニメ専門チャンネル「アニマックス」で取り扱うアニメグッズのショッピングサイト「ANIMAXストア」の制作・運営のサポートを開始するとともに、グッズの企画サポート・制作など総合的にエンタメのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するとしている。

 レカム<3323>=大幅反発。同社はきょう、子会社のレカムDXソリューションズ(RDX)がチャイナ・モバイル・インターナショナル・リミテッド(CMI、東京都千代田区)と進化型AI-RPAサービスの販売で業務提携したと発表。これが材料視されているようだ。RDXは今年4月に独自の進化型AI-RPAサービスの独占販売会社として設立され、デジタルトランスフォーメーション(DX)ソリューションの販売促進、支援、コンサルティングに関する業務を行っている。CMIは日本国内の企業にさまざまなソリューションサービスを展開しており、その一環として進化型AI-RPAサービスをCMIの顧客に対して提供することでRDXと合意に至ったという。

 データセクション<3905>=ストップ高。中小型株に物色の矛先が向かうなか、人工知能(AI)関連に相次いで人気化する銘柄が目立つ。そのなか、株価が300円台と値ごろ感があり、業績もトップラインの伸びが顕著な同社株に出遅れ修正高狙いの買いが集中した。株価は2015年1月に1730円の高値をつけた実績がある。AIを活用した小売店販促支援ビジネスを手掛け、海外展開にも力を入れているが、損益面でも24年3月期は営業黒字化が見込まれ、25年3月期以降は飛躍期入りが期待されている。「ChatGPT(チャットGPT)」は既存サービスとの連携で商品化を模索している。

 AnyMind Group<5027>=上値指向で大幅3日続伸。同社はきょう、パナソニック ホールディングス<6752>傘下のパナソニック マレーシアと同国におけるECディストリビューション契約を締結したと発表。これが材料視されているようだ。同社は高品質な日本の製品を紹介するマレーシア国内ユーザー向けECサイト「Inspired Lifestyle Japan」を立ち上げ、メンズシェーバーをはじめとしたグルーミング製品や浄水器などの商品販売を開始。今後は女性向け美容家電など、より幅広い商品展開を予定しているという。

 HOUSEI<5035>=底値圏上放れる。新聞や出版などの紙媒体を主要顧客にシステム開発や運用を主力展開するほか、越境ECなども手掛けている。19日取引終了後、人工知能(AI)顔認証端末「WelcomID」を活用したオフィスセキュリティーに特化したサービス「入退室管理ソリューション」の提供を開始したことを発表、これが投資資金を呼び込む材料となった。同ソリューションは人手不足やセキュリティー不安などを解消するものとして、今後の需要獲得が期待される。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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