日ダイナミク Research Memo(10):連結配当性向の目安を30%以上に設定
■株主還元策
1. 連結配当性向の目安を30%以上に設定
日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>は利益配分について、連結業績ならびに将来の事業展開に必要な内部留保の水準等を総合的に勘案し、安定的かつ継続的な配当を実施するとしている。この基本方針に基づいて、2023年3月期の1株当たり配当は2022年3月期比6.00円増配の20.00円(第2四半期末7.00円、期末13.00円)とした。配当性向は24.0%である。
そして、新中期経営計画「Vision2026」のスタートに伴って2024年3月期より、連結配当性向の目安を30%以上に設定した。この基本方針に基づいて、2024年3月期の1株当たり配当予想は2023年3月期比12.00円増配の32.00円(第2四半期末16.00円、期末16.00円)としている。予想配当性向は30.4%となる。
2. 株主優待制度
また株主還元の一環として株主優待制度も実施している。毎年9月30日現在の1,000株(10単元)以上保有株主を対象として、保有株式数及び継続保有期間に応じて優待品(クオカード)を贈呈している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
《SI》
提供:フィスコ