貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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4307 野村総合研究所

東証P
4,400円
前日比
-8
-0.18%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
28.6 6.19 1.32 6.09
時価総額 25,575億円
比較される銘柄
NTTデータ, 
ビプロジー, 
SCSK

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PBシステムズ Research Memo(2):システム仮想化技術に精通したクラウド基盤構築力が強みの独立系Sier


■ピー・ビーシステムズ<4447>の会社概要

1. 事業概要
中堅企業をメインターゲットとしつつ、SaaS事業者、公共団体向けに各種情報システムを構築する、システム仮想化技術に精通したクラウド基盤構築力が強みの福岡を地盤とする独立系SIerである。身近なところではデジタルワーク推進から、サイバーセキュリティに絡んだレジリエンス構築やDXの実現までをクラウド技術力でトータルにサポートするセキュアクラウドシステム(SCL)事業を中核とする。VR空間を生み出す、体験共有型VRシアター「MetaWalkers」シリーズを製造販売するエモーショナルシステム(EMO)事業との2軸構成でビジネスを推進しているが、新たにメタバース事業を育成中である。

2. 経営理念
「勇者たらんと。」
小さな僕等が持ち得るものは、一人一人の知恵と勇気と、諦めない強い心だけだ。
どんな時でも、「その一歩」が踏み出せるように。勇者たらんと。

業務効率化を目的とした際、手軽で一定のレベルが担保されている汎用パッケージシステムをクラウド上で利用する方向に企業は進んでいく。しかし、単純にそうした対応を取れば、個々の企業の独自の経営ノウハウ、技術、文化(生産方法や営業手法、経営管理方法、顧客サービス手法等)を反映させることはできない。そういった「競争力」と「最新技術」を取り入れながら最適なシステムを構築・運用していくことは、理想である反面、実際は簡単ではないのが現実だ。同社は、その道がたとえ困難であっても、一歩踏み出す勇気を持つことを企業ポリシーとしている。


技術を磨き続け、実績を積み上げて卓抜した存在に成長
3. 沿革
同社は、現代表取締役社長である野村コンピュータシステム(株)(現 野村総合研究所<4307>)出身の冨田和久(とみたかずひさ)氏が1997年2月に創業した。2004年4月にはシトリックス・システムズ・ジャパン(株)と、シトリックス・ソリューション・アドバイザー/プラチナ契約を締結して、技術を磨き続けながら実績を積み上げ、シトリックスソリューションを筆頭に、システム仮想化やクラウド基盤の構築等において、卓抜した存在に成長している。

また、2010年12月にはエモーショナルシステム(EMO)事業を開始した。その後、2019年9月に福岡証券取引所Q-Boardに株式を上場すると、2020年に株主優待制度を導入、東京営業部も設置した。足元では2022年10月に東京証券取引所グロース市場に上場するなど、ステップアップを着実なものとして、順調に上場企業として成長を続けている。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

《SI》

 提供:フィスコ

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