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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2130 メンバーズ

東証P
1,183円
前日比
+15
+1.28%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
100 2.89 2.70 3.07
時価総額 159億円
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<動意株・2日>(大引け)=アクリート、フコク、松屋など

 アクリート<4395>=後場ストップ高。正午ごろ、世界最高クラスの認証精度を誇る声紋認証サービス「Pindrop Voice API」を提供するピンドロップ・セキュリティー社(ジョージア州)と、アジア・パシフィックエリアにおけるパートナーシップを締結すると発表。ピンドロップ社が提供する「Pindrop Voice API」は、音声(声紋)から必要な特徴を抽出し、個人の識別・特定、「録音された音声」や「なりすまし音声」の検知による不正の防止が可能となる次世代の生体音声認証技術。今回のパートナーシップ締結により、アクリートは日本国内及び東南アジア各国における「Pindrop Voice API」の提供や、アクリートのSMS認証技術と組み合わせた、高レベルのセキュリティー性を有する多要素認証ソリューションの提供が可能になるとしている。

 フコク<5185>=3日ぶり反発。この日、同社と大阪大学産業科学研究所が共同開発を進めてきた細菌検査キットが発売されたと発表した。医療分野での事業拡大を期待した買いが入ったようだ。スギヤマゲン(東京都文京区)より発売された検査キットは、フコクと阪大産業科学研究所との共同研究を経て、愛知医科大学で有用性が実証されたもの。ゴム製のマイクロ流路チップ内で細菌の形態と数の変化を観察し、対象菌の抗菌薬への耐性を迅速に推定できるという。フコクは、薬剤耐性菌問題は新型コロナウイルス感染症以上の世界的な脅威になる可能性があるとし、検査キットを通じ問題の解決に貢献する姿勢を示している。

 松屋<8237>=大幅高。1日の取引終了後、5月の売上速報を発表した。銀座店の売上高は前年同月比42.7%増と好調に推移しており、業況を好感した買いが入ったようだ。銀座店の売上高は、コロナ禍前の2019年5月に比べると約17%増となった。化粧品やラグジュアリーブランド、時計の販売が富裕層の顧客を中心に大きく伸びた。免税売上高も台湾や韓国、香港、タイをはじめとする東南アジア諸国に加え、欧米からの顧客が急増したことを受け、引き続き堅調だったという。

 メンバーズ<2130>=3日ぶりに急反発。大企業向けにデジタルマーケティング支援サービスを行うほか、デジタルクリエーターなどの人材派遣ビジネスなども展開、人工知能(AI)分野にも精通している。1日取引終了後、Web3領域の戦略立案・実行計画段階から推進支援までを行う社内カンパニーを設立し、営業を開始したことを発表、これが株高を強力に後押しする材料となっている。株価は5月11日にマドを開けて上放れた後、1400~1500円のゾーンでもみ合いを続け、売り物がこなれていた。日足一目均衡表でも雲抜けのタイミングが近づいており、テクニカル的にも上値を見込んだ買いが集まっている。

 ニーズウェル<3992>=切り返し急で年初来高値更新。同社は金融向けなどを主力にシステム開発を手掛けるが、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資の流れを捉え業績は好調に推移している。5月末を基準日とする株式2分割を実施し、5月30日から株価に反映されているが、目先は調整色をみせていたものの、きょうは値ごろ感からの買いを呼び込んでいる。1日取引終了後、同社が提供する業種別AIソリューションが港湾施設に採用されたことを発表、これが材料視され投資資金を誘導する形となった。

 リプロセル<4978>=上げ足強め3日続伸。1日の取引終了後、子会社のリプロセルヨーロッパが、IBM Researchと英STFC Hartree Centreと共同で推進してきたプロジェクトをもとに、AIを活用した個別化医療プラットフォームによる新規ビジネスを開始すると発表した。これが材料視されたようだ。プロジェクトで構築したプラットフォーム「Pharmacology-AI」は、薬物反応や臨床結果に影響を与える個人差を特定するのに役立つ。個別化医療に関するデータ解析がより容易になるほか、製薬会社は新薬の効果が期待できる患者層を開発初期段階で特定できるため、低コストかつ成功確度の高い臨床試験の設計につながるという。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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