ＯＤＫ Research Memo（8）：年10円の安定配当を堅持、株主優待制度も実施

■株主還元策

ＯＤＫソリューションズ<3839>は株主還元策として配当を実施しており、中期経営計画の具体的数値目標の1つとして「年10円の安定配当を堅持する」を掲げている。この方針に基づいて、2023年3月期の配当は前期と同額の10円（第2四半期末5円、期末5円）とした。配当性向は34.5%だった。また2024年3月期についても同額の10円（第2四半期末5円、期末5円）としている。予想配当性向は33.7%となる。

さらに株主優待制度として、毎年3月末と9月末時点の1単元（100株）以上保有株主を対象として、継続保有期間に応じてQUOカードを贈呈（継続保有期間3年未満は500円相当、3年以上は1,000円相当）することに加え、議決権行使株主優待としてQUOカード500円分を贈呈している。また2022年9月1日～2023年4月10日に自己株式取得を実施し、100,000株を取得している。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　水田雅展）

《SI》

　提供：フィスコ