19日の株式相場見通し=7日続伸、米株高と円安追い風も目先反動も警戒
19日の東京株式市場は主力株中心にリスクを取る動きが継続し、日経平均株価は7日続伸となりそうだ。海外投資家の日本株買いが続くなか、引き続き上昇基調が維持される公算が大きい。外国為替市場で円安が加速していることも輸出セクター中心に追い風となる。前日の米国株市場では米債務上限問題の合意に向けて与野党会議が進展することへの期待から、リスクを取る動きが優勢だった。取引時間中はFRB高官のタカ派的な発言を嫌気して不安定な値動きとなり、NYダウは一時200ドルを超える下落をみせる場面もあったが、後半は急速に切り返した。米10年債利回りは上昇したもののハイテク株は総じて強い動きを示し、ナスダック総合株価指指数は終始堅調な値動きで終盤に上げ足を強めている。特に半導体関連銘柄への買いが顕著で、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は大幅続伸し、3%を超える上昇となった。東京市場でもこのリスクオンの流れを引き継ぐ可能性が高い。ただ、前日まで日経平均が6日続伸しており、この間に1500円近く水準を切り上げていることで目先急騰の反動も警戒されやすく、買い一巡後の動きが注目される。
18日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比115ドル14セント高の3万3535ドル91セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同188.272ポイント高の1万2688.838だった。
日程面では、きょうは4月の全国消費者物価指数(CPI)、3月の第3次産業活動指数など。また、21日までの日程でG7サミット(主要7カ国首脳会議)が広島で開催される。
出所:MINKABU PRESS
18日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比115ドル14セント高の3万3535ドル91セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同188.272ポイント高の1万2688.838だった。
日程面では、きょうは4月の全国消費者物価指数(CPI)、3月の第3次産業活動指数など。また、21日までの日程でG7サミット(主要7カ国首脳会議)が広島で開催される。
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