ブロードリーフ---1Qは2ケタ増収、クラウドサービスが80.9%増で増収をけん引
ブロードリーフ<3673>は10日、2023年12月期第1四半期(2023年1月-3月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比11.5%増の36.29億円、営業損失が5.36億円(前年同期は7.37億円の損失)、税引前損失が5.41億円(同6.46億円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期損失が4.05億円(同5.70億円の損失)となった。
当第1四半期においては、期初の計画を上回ることができた。主力商材であるクラウドソフトウェア「.cシリーズ」を中心に各種DXソリューションの販売を強化した結果、顧客総数が順調に増加するとともに、月額サブスクリプションサービスでのストック売上が大きく増加した。そのため、サービス区分別売上を見ると、クラウドサービスが前年同期比80.9%増の9.35億円となった。
主に非モビリティ産業向けとなるパッケージソフトウェアの受注も好調で、サービス区分別売上を見ると、パッケージシステムは前年同期比1.6%減の26.94億円となり、期初の計画を上回った。コスト面においては、クラウドサービスの提供基盤を強化するなど、今後のサービス拡張に備えた先行投資を行った一方で、業務プロセスの効率化を進め管理業務に係るコストの削減に努めた。
2023年12月通期の連結業績予想については、売上収益が前期比8.4%増の150.00億円、営業損失が27.00億円、税引前損失が28.00億円、親会社の所有者に帰属する当期損失が24.00億円とする期初計画を据え置いている。
《AS》
提供:フィスコ