外為サマリー:134円30銭前後のドル安水準、米長期金利低下で売り優勢
11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=134円29銭前後と前日午後5時時点に比べ90銭強の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=147円42銭前後と同80銭強のユーロ安・円高で推移している。
ドル円は、午前9時20分過ぎに133円80銭前後まで下落した後、午後にかけ134円20銭前後へ値を戻した。10日に発表された米4月消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.9%上昇と市場予想(5.0%)を下回った。これを受け、6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げは見送られるとの見方が優勢となり、米長期金利が低下。日米金利差縮小の見方からドル売り・円買いが膨らんだ。ただ、年後半の利下げ観測は期待先行との見方が多く、134円前後の水準では買いが入っている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0978ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
ドル円は、午前9時20分過ぎに133円80銭前後まで下落した後、午後にかけ134円20銭前後へ値を戻した。10日に発表された米4月消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.9%上昇と市場予想(5.0%)を下回った。これを受け、6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げは見送られるとの見方が優勢となり、米長期金利が低下。日米金利差縮小の見方からドル売り・円買いが膨らんだ。ただ、年後半の利下げ観測は期待先行との見方が多く、134円前後の水準では買いが入っている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0978ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。
出所:MINKABU PRESS