FCE Holdings---石川県能美市教育委員会とデジタル手帳「フォーサイトアプリ」による教育DXを共同推進
FCE Holdings<9564>は10日、子会社であるFCEエデュケーションが、石川県能美市教育委員会と連携し、中高生向けデジタル手帳「フォーサイトアプリ」を用いた教育DXを共同で推進してゆくと発表した。
「フォーサイトアプリ」は全国900校以上、累計160万人の中高生が活用しているビジネス手帳「フォーサイト」のデジタル版。タブレットやパソコンを用いた日々のスケジュール管理と振り返り、学習記録の分析などが可能で、コメントやスタンプの送受信など、双方的なやり取りができる。同社によれば、生徒の自己調整力向上が期待でき、教員は管理画面(ダッシュボード)から生徒個々の心的状態を把握することができるという。
能美市教育委員会は、文部科学省の GIGA スクール構想に合わせて、2020年11月よりタブレットを市内の小中学生全生徒に配布するなど、かねてより教育DXに取り組んできた。今回の教育DXの共同推進では、まず市内の全中学校3校と小学校1校において、連絡帳・生活ノートをタブレットを用いた「フォーサイトアプリ」に置き換え、児童・生徒たちとのコミュニケーションや学習効果向上を図りつつ、教員の業務効率の改善を目指す。
同社では、今後、「フォーサイトアプリ」を用いた児童・生徒への効果検証として定期的なアンケートを行うことで生活面・学習面での効果を把握し、有効な活用事例の創出や機能改善に努めてゆくとしている。
《AS》
提供:フィスコ