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ダウ平均は横ばい 午後のFOMCの結果待ちの雰囲気が広がる=米国株前半

NY株式3日(NY時間12:29)
ダウ平均   33694.22(+9.69 +0.03%)
ナスダック   12124.17(+43.66 +0.36%)
CME日経平均先物 28820(大証終比:-310 -1.08%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばい。午後のFOMCの結果待ちの雰囲気が広がっている。FOMCについては0.25%ポイントの利上げの見方に変化はないものの、市場がヒントを欲しがっている6月以降については、利上げ期待を完全に後退させている。短期金融市場で6月利上げの可能性は5%程度となっている。先週までは15%程度はあった。

 市場は今回で利上げが最後との見方を強めているが、その意味では本日のFOMCの声明やパウエルFRB議長の会見が注目される。ただ、米雇用指標は今後鈍化が想定されるものの、インフレ指標に関してはまだ未知数の部分が多い。先行きについて今回は、オープンにして置く可能性も留意される。日本時間の4日午前3時に結果発表。3時半にパウエルFRB議長の会見が予定されている。

 パックウェスト<PACW>やウェスタン・アライアンス<WAL>など前日に売りが強まっていた米地銀に買い戻しが膨らんでいる。ただ、先週末にファースト・リパブリック<FRC>がJPモルガン<JPM>に買収された後でも、銀行の健全性に対する懸念はなお根強いようだ。そのうえ、本日のFOMCでの追加利上げや景気後退の見通しが更に行方を曇らせているという。

 取引開始前に4月のADP雇用統計が発表され、雇用者数は9カ月ぶりの大幅な増加となり、景気が冷え込む中でも労働市場が底堅く推移していることを示した。予想のほぼ2倍の増加。ただ、株式市場の反応は限定的。また、ISM非製造業景気指数も発表されていたが、予想通りの結果に反応は限定的となっている。しかし、金利が上昇し、インフレがまだ高い中、経済が勢いを失っていることを示唆する内容ではあった。

 決算では、ドラックストアや医療保険管理などを手掛ける総合ヘルスケア大手のCVSヘルス<CVS>が取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、株価は時間外で軟調に推移。通期ガイダンスで1株利益を下方修正したことが嫌気されている。2つの大型買収の費用を捻出のため、見通しを下方修正したという。

 本日の引け後の決算はクアルコム<QCOM>が発表予定。

CVSヘルス<CVS> 70.77(-1.99 -2.74%)

アップル<AAPL> 169.67(+1.13 +0.67%)
マイクロソフト<MSFT> 306.19(+0.78 +0.25%)
アマゾン<AMZN> 105.12(+1.49 +1.44%)
アルファベットC<GOOG> 106.53(+0.55 +0.52%)
テスラ<TSLA> 164.23(+3.92 +2.45%)
メタ・プラットフォームズ<META> 241.16(+1.92 +0.80%)
AMD<AMD> 82.26(-7.65 -8.51%)
エヌビディア<NVDA> 279.17(-2.93 -1.04%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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